ルノーの謎の新型車、正体は最強のメガーヌR.S.…ニュルでFF市販車最速目指す

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ルノー メガーヌ R.S.の新仕様の予告イメージ
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フランスの自動車大手、ルノーの高性能車部門、ルノースポールが6月16日に発表予定の謎の新型車。同車の正体が見えてきた。

これは4月30日、ルノースポールが公式サイトで公表したもの。謎の新型車の最新予告の中で、「この新型車が、『メガーヌR.S.』(ルノースポール)の新バージョン」と明かしている。

この謎の新型車は、「UNDER 8」がキーワード。これは、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、8分を切るラップタイムを打ち立てることを意味する。ルノー『メガーヌR.S.トロフィ』は2011年6月、ニュルブルクリンク北コースで8分7秒97を計測。市販FF車のニュルブルクリンク最速ラップタイムを打ち立てた。

ところが2014年3月、フォルクスワーゲングループに属し、スペインに本拠を置くセアトは、新型『レオン・クプラ280』をドイツ・ニュルブルクリンク北コースに持ち込み、タイムアタックを実施。7分58秒44を計測し、メガーヌR.S.トロフィから、ニュルFF市販車の最速の座を奪取した。

ルノースポールは「UNDER 8」を掲げ、新型レオン・クプラ280から、「ニュルFF最速の座を奪回する」ことを宣言。今回、ルノースポールが配信した最新の予告イメージでは、メガーヌR.S.の最強版がスタンバイしていることを紹介。「Akrapovic」製のエグゾーストシステムを装着し、テストを行う様子を伝えている。

《森脇稔》

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