東京商工リサーチは5月1日、東日本大震災関連倒産の、2014年4月の調査結果(速報値)を発表した。
東日本大震災関連倒産は15件で、24か月連続で前年同月を下回った。累計は1432件(4月30日現在)。倒産のほか、事業停止や法的手続準備中の「実質破綻」が17件あり、震災関連の経営破綻(倒産+実質破綻)は累計1449件に達した。
地区別では、関東8件、東北4件、中部2件、九州1件だった。このうち、東北は青森、宮城、秋田、山形が各1件だった。
産業別では、最多は宿泊業・飲食店などを含むサービス業他と製造業の4件、卸売業が3件、小売業が1件と続く。
被害型では、「間接型」の14件に対し「直接型」が1件だった。