【VWフェスト14】壮観、4000台の新旧VWが富士スピードウェイ埋め尽くす

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抽選で約300台が参加したパレードラン。ボディカラー別に隊列を組んだ
  • 抽選で約300台が参加したパレードラン。ボディカラー別に隊列を組んだ
  • メイン会場のオールラインナップ展示エリア
  • イベント広場のクラシックVWエリアにて。VW タイプ1
  • メイン会場のオールラインナップ展示エリア
  • メイン会場のオールラインナップ展示エリア。VW up!
  • メイン会場のオールラインナップ展示エリア
  • webで約450万通りのコーディネイトが選べるCreate Your Own The Beetle Project の紹介エリア
  • メイン会場のオールラインナップ展示エリア

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは4月26日、VW車のカスタマーイベント「フォルクスワーゲン フェスト 2014」を富士スピードウェイで開催した。同イベントの開催は約6年ぶりで、約8000人のオーナーと約4000台のVW車が集まった。

会場は富士スピードウェイ全体を使用した大規模なもので、メインサーキットではプロドライバーが運転する『ゴルフR』や『ザ・ビートルターボ』に同乗する試乗体験プログラムが行われた。

ピットビルやパドックのあるメイン会場では、総合プロデューサーを務めたラジオDJのピストン西沢氏が司会するメインステージを中心に、VW車のフルラインナップやビンテージモデルを展示したほか、家族連れでも楽しめる各種イベントを開催。メインステージには歌手でタレントのMay J.(メイ ジェイ)さんも登場し、会場を盛り上げた。

サーキット外周路を使ったフルラインナップ試乗会も目玉の一つ。トゥアレグハイブリッドやフォルクスワーゲン CCといった普段なかなか試乗できないモデルも含めて、約20台の最新市販モデルを用意。この日は初夏を思わせる絶好の天気に恵まれ、ビートルカブリオレの試乗車も人気を集めていた。試乗エリアの担当者は「ゴルフを何世代にもわたってずっと乗り継いでいるなど、フォルクスワーゲンブランドへのロイヤリティが高いお客様が多く、今日も購入を前提に試乗される方が多い」と話した。

また、試乗会場には日本導入が予定されている電気自動車「e-up!」も3台用意。車両はドイツ本国から運ばれた左ハンドル仕様で、当日受付とされた45組の試乗分は午前中に埋まるなど、EVに対する高い関心がうかがえた。

隣接するショートサーキットでは、カスタマーの愛車にインストラクターが同乗して運転のアドバイスを行うワンコイン・ドライビング・レッスンなども行われた。また、別のエリアでは、ESCなどの先進安全技術を同乗体験するセーフティ・ドライビング・エクスペリエンスも実施。延べ約300人が、プロドライバーが運転するゴルフ「GTI」に同乗して、事故の可能性を予測して事前にシートベルトの巻き上げ等を行うPOP(プロアクティブ・オキュパント・プロテクション)やESCなどの働きを体験した。

また、富士スピードウェイ名物のメインストレートでは12時半からの30分間、「ストリート VW's チャレンジ」と題して空冷のビンテージVW車によるドラッグレースが開催された。「タイプ1」や「タイプ2」、「カルマンギア」のチューニングカーが、現代の高性能モデルに匹敵する速さや迫力ある走りを見せつけた。

イベントの最後には、事前申込のあった中から抽選で選ばれた約300台のVW車がメインサーキットを走るパレードランが行われた。青系、白系、赤系、黒系といったボディカラーごとに隊列を組んだ新旧VW車は、富士スピードウェイ名物のメインストレートをスタートし、夕日を浴びる富士山を眺めながら、イベントの余韻を楽しむようにゆっくりとサーキットを周回して帰途についた。

《丹羽圭@DAYS》

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