ルノー、謎の予告…FFニュル市販車最速の座を奪回か

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ルノーの謎の予告、「UNDER8」
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フランスの自動車大手、ルノーの高性能車部門、ルノースポール。同社が、謎の予告を行っている。

これは4月16日、ルノースポールが公式サイトを通じて明らかにしたもの。「UNDER 8」の文字を公開するとともに、「2か月先に、このUNDER 8に関する発表を行う」としている。

このUNDER 8は何を意味するのか。それは、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、8分を切るラップタイムを打ち立てる新型車が、スタンバイしていると推測できる。

2014年3月、フォルクスワーゲングループに属し、スペインに本拠を置くセアトは新型『レオン・クプラ280』をドイツ・ニュルブルクリンク北コースに持ち込み、タイムアタックを実施。市販FF車の最速ラップタイム、7分58秒44を記録した。

これまで、市販FF車でのドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおける最速ラップタイムは、ルノー『メガーヌR.S.トロフィ』が保持。2011年6月に打ち立てた8分7秒97だ。新型レオン・クプラ280はこれを9秒以上短縮している。

今回、ルノースポールが配信した「UNDER 8」とは、新型レオン・クプラ280から、「ニュルFF最速の座を奪回する」との宣言と受け取れる。6月16日の公式発表が注目される。

《森脇稔》

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