【全日本MX 第2戦】ホンダ、成田亮が2戦連続の完全優勝

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全日本モトクロス選手権・第2戦が4月20日、埼玉県のウエストポイント・オフロードヴィレッジで開催され、IA1クラスで成田亮が2戦連続の完全優勝を達成した。

ヒート1、オープニングラップで、上位を走っていた小島庸平(スズキ)と田中教世(ヤマハ)が相次いで大クラッシュ。しかし、成田と小方誠(ホンダ)は巻き込まれることなく、成田は熱田孝高(スズキ)と星野優位(ホンダ)に次ぐ3番手、小方は新井宏彰(カワサキ)に次ぐ5番手で、1周目をクリアした。

2周目、成田が一気に2台を抜いてトップに浮上。3周目には熱田、星野、新井、小方の4台が僅差の2番手争いを繰り広げると、5周目にはこの争いから熱田が後退し、星野、新井、小方は接近戦を続けた。そして、10周目に小方が2台を抜いて2番手となった。

この段階でトップを守る成田と、2番手に浮上した小方との差は約10秒。その後、小方は成田との差を削り取っていったが、成田も粘りをみせて、大詰めまで7秒以内には近づかせない。最終の22ラップ目はややペースを落として余裕のチェッカーを受けた。

ヒート2、深谷広一(ホンダ)がホールショットを奪い、1周目をトップでクリア。そして、成田、新井、小島、小方、星野と続いた。2周目に入ったダブルヘアピンカーブの1つ目で、小方が小島と接触してコースアウト。小方はコースをショートカットしたため、元の順位になるのを待ってレースに復帰した。

同じ2周目、成田は深谷を抜いてトップに浮上。しかし、深谷と新井も粘り、レース序盤は接近戦となった。3番手の新井からはやや間隔をあけて、4番手には星野が順位を上げ、これを僅差で小方が追う展開となる。レースが中盤に入ると、深谷が3番手に後退した。

レース後半、トップの成田は新井から約3秒のリードをキープ。深谷は5番手に順位を下げ、終盤になっても星野と小方は接近戦を続けた。そして、成田が開幕戦から4ヒート連続での優勝を達成した。

IA1(ヒート1)
1位:成田亮(ホンダ)
2位:小方誠(ホンダ)
3位:新井宏彰(カワサキ)
4位:星野優位(ホンダ)
5位:熱田孝高(スズキ)
6位:三原拓也(カワサキ)

IA1(ヒート2)
1位:成田亮(ホンダ)
2位:新井宏彰(カワサキ)
3位:星野優位(ホンダ)
4位:深谷広一(ヤマハ)
5位:三原拓也(カワサキ)
6位:熱田孝高(スズキ)

《纐纈敏也@DAYS》

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