日産自動車の国内販売部門を担当する片桐隆夫副社長は、消費税引き上げに伴う新車販売の反動減の動きについて、「足元ではおおむね想定どおりになっている」と指摘した。
4月18日に横浜市のグローバル本社で開いた記者会見で話した。片桐副社長は4月に入っての販売店への来場者数、新規受注はともに「昨年同期の2割減くらい。大体想定したとおりになっている」と述べた。
こうした反動減の動きが収まる時期については「6月が終わった時点かなと考えている」と指摘。足元の受注状況などから、第2四半期には巡航ペースに戻るとのやや楽観的な見方を示した。