ロッキード・マーチンは4月17日、科学者達が人工衛星や電力系統、地上の通信システムを破壊する可能性のある宇宙気象を、計測及び予報する為の新しい太陽系計測ペイロードを納入したことを発表した。
太陽系紫外線イメージャー(SUVI)インストゥルメントは、海洋大気局(NOAA)の最初に飛行ビークルである、『GOES-R』として知られる次世代地球静止軌道環境調査衛星に統合される。
GOES-Rシリーズの宇宙船は、コロラド州デンバーにあるロッキード・マーチンによってデザイン及び製造されている。
SUVIは必要とされる太陽系観測機能を提供し、コロラド州ボウルダーに所在するNOAAの宇宙気象予報センターが太陽系の活動をモニターし、コロナホールや太陽フレア、コロナ質量放出の強化された探知、同じく改良された地磁気嵐や停電の予測を通し、宇宙気象が宇宙または地上の技術的システムが影響を受ける時に正確でリアルタイムの警報を発することとなる。
ロッキード・マーチンは、次世代GOES人工衛星の最初の4機(R、S、TとU)を製造する契約下にある。GOES-R衛星の6つのインストゥルメントの内の4つがデンバーの施設に納入され、宇宙船と統合されている。