【ニューヨークモーターショー14】韓国キア、セドナ 新型を発表…日本車ミニバンと競合

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新型キアセドナ
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韓国キアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は4月16日(日本時間4月16日深夜)、米国で開幕するニューヨークモーターショー14において、新型『セドナ』(SEDONA)を初公開する。

現行セドナは2005年2月、シカゴモーターショー05で発表。セドナは、北米や英国での車名。キアの地元の韓国や欧州、オーストラリアなどでは、『カーニバル』を名乗る。現行セドナはデビュー9年を経て、ニューヨークモーターショー14で3世代目にモデルチェンジを果たす。

新型セドナは、ミッドサイズMPVセグメントにおいて、デザインと性能の新基準を打ち立てることを目指した。競合するのは、トヨタ『シエナ』、ホンダ『オデッセイ』、日産『クエスト』などの日本車。そのために、新型セドナには先進の技術とデザイン、安全装備を導入している。

そのフォルムは、キアのデザインを統括するペーター・シュライヤー氏の下、生み出された。モダンな雰囲気と、クロスオーバー車のようなキャブフォワードデザインが特徴。ホイールベースは先代比で40mm伸ばされ、居住性を高めた。

3列シートの室内は、7名乗りと8名乗りが選択可能。キアの車載インフォテインメント、「UVO」の次世代版を用意した。車体の76%に高張力スチールを使用し、車台は新開発。キアによると、同セグメントの競合車に対して、36%ボディ剛性が高いという。

エンジンは、直噴3.3リットルV型6気筒ガソリン「GDi」を、従来の3.5リットルV6に代えて搭載。最大出力276ps/6000rpm、最大トルク34.3kgm/5200rpmを発生する。トランスミッションは、6速ATを組み合わせている。

《森脇稔》

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