シンガポール航空は4月7日、インド内で初のエアバス『A380』型旅客機を就航すると正式発表した。
5月30日から、1日2便もしくは週28便のペースで、現行のボーイング『777』型機に代わりデリー‐ムンバイ間の運行を開始する。
数ある旅客機の中で最も豪華な内装のA380の就航は、シンガポール航空が特別なサービスを開始しようとしていることを示唆している。
A380型旅客機は最大850名まで搭乗可能だが、通常は3つのクラスの合計550名から600名で運行している。
インドは今年1月にデリー、ムンバイ、バンガロール、ハイデラバードでのA380の運行を許可し、その1か月後にはムンバイ空港がA380用の滑走路を持つ飛行場として認可された。
中東の航空会社、エミレーツ航空もインドへの大型機の就航を熱望しており、デリーに続きムンバイへの就航を開始するなど徐々にその運行便を増やしているという。