ロータスF1チームのパストール・マルドナドは、4月6日に行われたバーレーンGPにおいて、ザウバーのエステバン・グティエレスと衝突し、ロールアウトさせたことにより、次回の中国GPにおいて5つのグリッド降格ペナルティを受けることとなった。
マルドナドは合計57ラップのレースの41ラップ目に、第1コーナーにおいてザウバーの車の側面に衝突、グティエレスが運転する車を激しくロールさせた。
グティエレスはコクピットから脱出することができたが、破損したザウバーの車と路面に散らばった破片を片付けるため、長時間のセーフティカー導入が必要とされた。
レースの裁決委員会はマルドナドが衝突において責任があることを即座に決定し、このベネズエラ人ドライバーに即決の10秒ストップのペナルティを与え、同時にグリッドの降格とペナルティポイントの処分を加えた。
またマルシャのジュール・ビアンキはザウバーのエイドリアン・スーティルに接触し、リタイアに追い込むこととなった。