【PCCJ 第1戦】山野直也が開幕勝利

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ポルシェ カレラカップ ジャパン2014 第1戦
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4月5日、岡山国際サーキットで、「ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2014」の決勝レース第1戦が、午前中の予選に続いて開催された。

ポールポジションに着くのは、レコードタイムも更新した#11 山野直也。その脇にルーキーの#14 元嶋佑弥が並び、2列目には#12 小河諒と#19 永井宏明、そして3列目には#78 近藤翼、ジェントルマンクラストップの#25 神取彦一郎が並んだ。

スタートを誰より決めたのは#14 元嶋で、出遅れてしまったのが#11 山野と#12 小河。1コーナーには#14 元嶋がトップで飛び込み、これに続いたのは#11 山野、#78 近藤、#12 小河。そして、その直後に中団で接触があり、ダメージを負った車両から液体が漏れ、2コーナーからアトウッドコーナーまでを汚してしまう。

オープニングラップを終えて、#14 元嶋と#11 山野の差はわずかコンマ5秒。#78 近藤と#12 小河も離れず続き、そのまま激しいバトルが続くと思われたが、その予想はあっという間に覆されてしまう。2コーナーで#14 元嶋がクラッシュを喫し、さらに#78 近藤と#12 小河もコースアウト。後続にもコースアウトが相次いだことから、赤旗が出されてレースは中断される。

レースはセーフティカー(SC)スタートで、残り8周のトータル10周で仕切り直されることになった。SCの先導は2周行われ、実質6周での戦いに。再スタートを完璧に決めた#11 山野は、1周戻ってくると2番手に浮上していた#32 飯田太陽にすら1秒5の差をつけていた。これに続く3番手はジェントルマンクラストップの#7 星野敏ながら、6周目に#19 永井、#25 神取、#12 小河に相次いでかわされた後、タイヤを交換するためピットに向かう。

7周目のアトウッドコーナーでは、#12 小河が#19 永井をかわして3番手に浮上。その間にも、トップの#11 山野は淡々と逃げていく。その頃から雨が降り出すも、#12 小河はファステストラップを連発し、一気に#32 飯田との差も詰めていった。また、9周目にはピットスタートを強いられていた#78 近藤も6番手に浮上する。ゴール直前のストレート、#12 小河が#32 飯田に並びかけるも、あと一歩のところで届かず。#32 飯田は自己最上位の2位でフィニッシュした。その#32 飯田より約8秒早くチェッカーを受けたのは、最後まで危なげない走りを見せ続けた#11 山野だった。

3位は#12 小河が獲得し、4位は#19 永井。そして、続く5位はジェントルマンクラスで初優勝を飾った、予選9番手の#21 高田匠だった。

《纐纈敏也@DAYS》

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