極東開発工業は、ハイブリッドシャシの走行用モーターで塵芥収集装置を駆動させる電動式塵芥収集車『eパッカー ハイブリッド』を日野自動車と共同開発し、5月6日より正式発売する。
新製品は「第43回東京モーターショー2013」に参考出品として出展したもので、日野自動車の小型トラック『デュトロ ハイブリッド』に搭載されているハイブリッド車用バッテリーと走行用モーターを利用して、PTO(動力取り出し装置)を作動させることで、塵芥収集装置を電気で駆動するシステムを採用している。
走行時に充電ができるためコンセント接続による充電作業が不要で、また同社が従来より発売している「e パッカー」同様に、電気駆動時はエンジンを止めて作業ができるので、排気ガスゼロかつ低騒音化を実現した。
新製品は日野デュトロ ハイブリッドに搭載可能で価格(税抜)はプレス式が460万円、回転板式が445万円。