ホンダは大型バイクの新コンセプトモデル『NM4』シリーズを大阪モーターサイクルショーに引き続いて参考出品している。NM4の開発責任者を務める本田技術研究所二輪R&Dセンターの三倉圭太研究員は「まず排気量がありきとか、そういうアプローチはしていない。このデザインを実現させるための手段としてエンジンなど色々なものをチョイスしたと思っている」と言い切る。その上で「近未来の世界観を表現するにはやはりオートマチック、これが絶対重要だと考えた。また非常に特徴的な車体のプロポーションに載るエンジンは何だろうということで探したところ、『NC750』シリーズの非常に前傾したエンジンが、こういうデザインにどんぴしゃ、しかもDCTも積んでいるということで決まった」と語るその一方で「エンジン以外はほとんど既存モデルから流用しているものはない。タイヤを太くすることはそんなに簡単なことでは決してなく、チェーンの位置も変わるのですべてに影響してくる。また後ろを低くするためにはフレームも全部造り直さなければいけない。だからほとんどの部品を新規に設計している。でもそれを前面に押し出したいわけではなくて、このNM4の世界観を造るための手段として選んだ。そこが新しいコンセプト」とも述べていた。
ホンダ熊本製作所で「ホームカミング2025」開催、新旧CBの共演やゴールドウイング50周年展示も…10月5日 2025年9月5日 ホンダは、「Honda モーターサイクル ホームカミング 熊本 2025…
幻の「黒いカタナ」がサプライズ公開! 市販化の可能性は…? スズキ「カタナミーティング2025」次期モデルの展望も 2025年9月7日 「カタナミーティング2025(KATANA Meeting 2025)」に市販化さ…