ポルシェ ジャパンとポルシェ カレラ カップ ジャパン(PCCJ)委員会は、2009年より実施している若手ドライバーの育成を目的としたプログラム「PCCJスカラシッププログラム」の継続にあたり、2014年のPCCJへシリーズ参戦するドライバーを元嶋佑弥選手(22歳)に決定した。
3月4日、富士スピードウェイにて行われたPCCJオフィシャル合同テストの中で、本プログラムのオーディションを実施。最終審査の場となった当日は、2人の若手ドライバーが新型『911 GT3カップ』をドライブした。ラップタイムのみではなくドライバーとしての資質や環境など総合的な審査による結果、元嶋選手はPCCJスカラシッププログラムドライバーとして選ばれ、ゼッケン14「ガーミン ポルシェ」にて2014年シリーズへフルエントリーすることが決定した。
元嶋選手は、4歳でレーシングカートをはじめ、鈴鹿サーキットレーシングスクールを受講しSRS-Fスカラシップを獲得。2010年から2年間フォーミュラ チャレンジ ジャパン(FCJ)へ参戦し、2010-2011年に各1勝を挙げた。そして2012年にはスーパーFJ九州シリーズへ参戦し、4戦中3勝を挙げシリーズチャンピオンを獲得。同年スーパーFJ日本一決定戦においても優勝を果たし「2012年スーパーFJ日本一」の座を獲得する活躍を見せている。