マレーシア華人商工会議所(中華工商聯合会、ACCCIM)が実施した調査によると、2014年から15年にかけて、華人産業界は経済の先行きに悲観的な見通しを持っていることが明らかになった。
経済は2016年に回復するとの予想が大半を占めたという。
2013年下期に行われた調査で、回答者の64%は今年の状況について売り上げが低迷したことや新規注文の減少、販売価格の値下がりなどの要因を受けて悲観的な見方を示した。
調査には卸売や小売、製造業、専門・ビジネスサービス、建設、不動産、金融、保険、観光、ホテル、レストラン、エンターテインメント産業などに関与する華人産業界の345人が回答を寄せた。
回答者の60%はマレーシア経済は2015年に向けて苦しい状況が続き、2016年に回復の兆しが見られると予想した。