【新聞ウォッチ】Jリーグ浦和「差別」の代償、初の無観客試合の虚しさ

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年3月24日付

●歓声なきスタジアム、J1浦和、無観客試合(読売・1面)

●大阪市長、橋下氏再選、投票率最低23%(読売・1面)

●EV欧州勢、日本参入へ、BMWは来月、市場活性化に注目(読売・7面)

●電動バイク世界へゴー、テラモーターズ徳重徹社長(読売・7面)

●首都高3号線、3日ぶり全通(朝日・38面)

●アウディ「A8」発売こだわり光る外観 (毎日・9面)

●クルマ館高級感と先進性備え、ハリアーHV (毎日・9面)

●3連休駆け込み売上高4割増も、高額品「思い切って」(産経・2.面)

●ヤマト、中国全土に宅配、中国郵政と提携、日本のネット通販、最短3日で(日経・1面)

●道の駅グルメお取り寄せ、XSが通販サイト(日経・13面)

ひとくちコメント

「お客様は神様です」と名セリフを残したのは歌手の三波春夫さんだったが、サッカーのJリーグでは、6万3700人収容のスタジアムにサポーターがゼロという史上初の無観客試合がさいたま市の埼玉スタジアムで行われた。

きょうの毎日は1面トップで「差別償う静寂の競技場」というタイトルで報道。他紙も1面、スポーツ面、社会面で、関係者以外の立ち入りを禁止した誰もいないスタンド席のカラー写真を大きく掲載している。

「厳戒浦和熱球消えた」(読売)、「差別一蹴ここから」(朝日)、「静寂異様なムード」(産経)などの見出しが伝えているように、浦和レッズのサポーターが差別的な横断幕を掲げた問題への処分の代償は、サッカーファンにとっても痛烈だったようだ。

一方の大阪市長選では前市長の橋下徹氏が再選を果たしたが、投票率は23.59%という過去最低だったそうだ。読売は「観客不在の橋下劇場」として、橋下氏が共同代表を務める日本維新の会を巡る状況は厳しさを増していると伝えている。

「観客」といえば、3月22、23日の2夜連続TBS系で放送されたと大型ドラマ「リーダーズ」の視聴率も気になるところだ。ストーリーは「新入社員には是非見てほしかった」(トヨタ自動車幹部)というように、主人公は創業者・豊田喜一郎氏がモデル。後篇は「半沢直樹」を彷彿とさせる興味深い場面も多かったが、民放ならではの番組途中のCMラッシュにはうんざりした人も多かったようだ。

《福田俊之》

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