トンネル内で正面衝突の乗用車、逃走中に事故か

自動車 社会 社会

15日午前10時ごろ、和歌山県すさみ町内の国道$2号を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車の運転者が死亡。クルマは直前までパトカーに追跡されていたとみられている。

和歌山県警・串本署によると、現場はすさみ町見老津付近で片側1車線。黒島トンネル(全長488m)を走行していた乗用車が前走車を追い抜こうとして対向車線側へ進入。直後に対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突した。

衝突によって乗用車は中破。運転していた大阪府堺市内に在住する43歳の男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因で約4時間後に死亡した。トラックの運転者にケガはなかった。

事故を起こした乗用車は現場から約20km手前の白浜町内でも他車両との接触事故を起こして逃走。同署がすさみ町内で接触痕のあるクルマを発見し、職務質問を実施しようとしたが、これを振り切ってさらに逃走していた。警察では逃走中の無謀運転が原因で事故が起きた可能性も高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース