改良新型アウディ『A8』には、大きく2つの派生モデルがあるという。
その2つとは、W12気筒エンジン搭載車と『S8』だ。アウディAGプロダクトマネージャーのジュリアン・レンツ氏は、このS8を「Dセグメントで最もスポーティなモデルだ」と評す。
520PSを発揮する8気筒のバイターボを搭載したS8のデザインは、「より男性的で、先進的なフロントバンパーを採用。サイドシルにはボディカラーのトリムラインを装着した。マフラーは左右に配置したダブルエギゾーストパイプを採用。径はより大きさを増し、S8のシリンダー音を響かせる素晴らしいエギゾーストパイプだ」という。
レンツ氏は、「S8は最もスポーティなトップエンドであるのに対し、コンフォートタイプのトップエンドがW12だ」と位置づける。
W12のデザイン的な特徴は、「シングルフレームの中にクロームグリッドをあしらい、W12のエンブレムがフロント、リア、フェンダーについている。非常に目立つクロームトリムをあしらったミラーハウジングがエクスクルーシブなW12の外観を強調している」と語った。