【アウディ A8 改良新型 発売】スポーティ極めたS8、コンフォート突き詰めたW12で個性強調

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改良新型アウディ『A8』には、大きく2つの派生モデルがあるという。

その2つとは、W12気筒エンジン搭載車と『S8』だ。アウディAGプロダクトマネージャーのジュリアン・レンツ氏は、このS8を「Dセグメントで最もスポーティなモデルだ」と評す。

520PSを発揮する8気筒のバイターボを搭載したS8のデザインは、「より男性的で、先進的なフロントバンパーを採用。サイドシルにはボディカラーのトリムラインを装着した。マフラーは左右に配置したダブルエギゾーストパイプを採用。径はより大きさを増し、S8のシリンダー音を響かせる素晴らしいエギゾーストパイプだ」という。

レンツ氏は、「S8は最もスポーティなトップエンドであるのに対し、コンフォートタイプのトップエンドがW12だ」と位置づける。

W12のデザイン的な特徴は、「シングルフレームの中にクロームグリッドをあしらい、W12のエンブレムがフロント、リア、フェンダーについている。非常に目立つクロームトリムをあしらったミラーハウジングがエクスクルーシブなW12の外観を強調している」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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