愛媛で震度5強の地震、中国・四国・九州で鉄道に影響

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14日未明に発生した地震の影響で、同日朝から中国・四国・九州の鉄道に影響が出ている。写真は大幅な遅れの発生が見込まれている、瀬戸大橋線の快速『マリンライナー』の車両
  • 14日未明に発生した地震の影響で、同日朝から中国・四国・九州の鉄道に影響が出ている。写真は大幅な遅れの発生が見込まれている、瀬戸大橋線の快速『マリンライナー』の車両
  • 14日未明に発生した地震の影響で、同日朝から中国・四国・九州の鉄道に影響が出ている。写真は始発から全線で運転を見合わせている予土線のキハ32形気動車。

3月14日午前2時7分ごろ、愛媛県で震度5強の強い揺れを観測する地震が発生した。揺れは四国のほか九州、中国地方など広い範囲で観測され、JR四国をはじめ鉄道各線の運行に影響が出ている。

午前5時30分現在、JR四国は予土線の全線、予讃線の観音寺~宇和島間、土讃線の琴平~土佐山田間・伊野~窪川間で始発から運転を見合わせている。土讃線の土佐山田~伊野間は普通列車のみ運転する。また、他の線区についても速度を落として運転するため、遅れや運休が見込まれるとしている。

土佐くろしお鉄道は、中村・宿毛線で線路点検のため運転を見合わせている。伊予鉄道は、市内電車・郊外電車ともにダイヤの乱れが発生している。

JR九州は、日豊本線の大神~日代間、久大本線の小野屋~大分間、豊肥本線の菅尾~大分間で運転を見合わせているほか、これら各線の運転を行っている区間、また鹿児島本線の小倉~博多間で運休や遅れが見込まれるとしている。

JR西日本は、JR四国内での運休や遅れの影響で瀬戸大橋線に大幅な遅れが見込まれるほか、山陽本線、津山線、伯備線でも速度を落として運転するため、大幅な遅れが見込まれるとしている。山陽新幹線では岡山~新山口間で速度を落として運転するため、新大阪方面で40~50分程度、博多方面で40~100分程度の遅れが見込まれるとしている。また、列車の遅れに伴い、岡山~東京間、新大阪~東京間で臨時列車を運転する。

(午前5時半現在の各社発表に基づく情報。実際の利用にあたっては最新の情報をご確認ください)

《レスポンス編集部》

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