『フォード・フィエスタR5』を運転するウクライナ人ドライバーのユーリ・プロタソフは、ラリーメキシコのWRC-2クラスにおいておよそ24分という圧倒的なリードを確保して勝利すると共に、チャンピオンシップで2位以下に14ポイント以上の差をつけた。
WRC-2クラスのオープニングラウンドであるモンテカルロで勝利したプロタソフは、3月10日の最終レグで破損したフロントドライブシャフトを抱えながら運転することとなったが、それでも彼のアドバンテージは脅威にさらされることは無かった。
ロレンツォ・ベルテッリは昨日彼の『フィエスタRRC』をロールしてリタイアした後、ラリー2ルールの下で最終日に再スタートをして、最終ステージで2位となった。
マックス・レンディナは、彼の『三菱ランサーエボリューション X』で15秒9遅れの3位でフィニッシュすることとなった。