VWチームの指揮官であるジョスト・カピート氏は、今週6日より行われるラリーメキシコにおいて、同チームに所属する3人のドライバーのセバスチャン・オジェ、ヤリ‐マティ・ラトバラ、アンドレアス・ミケルセンが不利な状況にあるという認識を示している。
ラリーメキシコの緩んだグラベルは、多くの車が路上を通過した後、後続の車にとってはクリーンな路面をもたらし、彼等に有利に働くこととなる。
2014年度WRCシーズンより、スタート順位が予選ではなく、チャンピオンシップの順位によって決定されることになった為、それによって『VWポロR』の3人のドライバー達が1番手、2番手、そして4番手からスタートすることとなる。
「我々のドライバー達は、前方に非常に困難なタスクを抱えている。彼等のポジションはチャンピオンシップの順位によって決まり、それは他のドライバー達にルートを開くことを意味している。しかしこのハンディキャップにも関わらず、私はヤリ‐マティとセバスチャン、アンドレアスが皆を驚かせてくれることを期待しているよ」とカピート氏は語った。