大阪市西区の京セラドーム大阪で22日、23日にわたって開催された「大阪キャンピングカーショー14」で東京都板橋区のコイズミ・カルコア事業部は、軽キャンパーの車室容積をステイ時に2.4倍の拡大できる軽キャンパー『かるキャン』を展示した。
かるキャンとは、ウインチで三角屋根を持ち上げ、収納された拡張部屋を車体の側方へ引き出し、その上に屋根を載せて車室容積を拡大する軽キャンパーのことだ。特許取得済みで2010年度のグッドデザイン賞を受賞したとのこと。
かるキャンには、拡張部屋を広げた状態で2階にロフトを作れる『かるキャンロフト』と、シンプルに床面積を広くした『かるキャンルーミィ』の2タイプがあり、今回展示されたのは、かるキャンロフトの方だ。
キャンパーの内部に入ると、前後の壁に拡張部屋を引き出すためのレールが見える。室内はなるほど、軽キャンパーとは思えない広さがある。三角屋根の片側には、ロフト用の床板が折り畳まれている。
同社では新車のコンプリートカーの販売は勿論、キャンパー部分のみを持ち込み車両に架装することも行っている。