3月23日に投開票が行われるセランゴール州州議会カジャン選挙区補欠選挙を前に行われた世論調査で、立候補を表明しているアンワル・イブラヒム元副首相(人民正義党=PKR顧問)が当選後に州首相になることを、選挙区民の59%が支持すると答えたことが分かった。
同調査は、マラヤ大学選挙・民主主義センター(UMCEDEL)が2月14、15日に実施したもので、576人の選挙区民が回答。同州では与党である、野党連合・人民同盟(PR)のリーダーであるアンワル氏の州首相就任に反対するとの回答はわずか17%にとどまり、「わからない」は24%だった。
またアンワル氏の州首相就任への道筋をつけるために補選が利用されようとしていることについて、56%が「よいアイデア」と回答、32%が「反対」で12%は「分からない」と答えた。