韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは、1月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は21万6606台。前年同月比は2.6%増と、5か月ぶりに前年実績を上回った。
1月の市場別実績は、北米が前年同月比2.3%増の4万0894台。中国は4万0173台を売り上げ、前年同月比は8.5%増と引き続き好調。
長らく信用不安が続いていた欧州では1月、前年同月比2.7%増の3万9093台を販売し、回復傾向。その他の世界市場も、合計で4万0173台を売り上げ、前年同月比は2.4%の伸びを示す。
車種別の1月実績では、小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)が、3万8104台で最量販モデルに。入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が、3万6400台でこれに続いた。以下、小型SUVの『スポーテージ』が、3万3315台。ミッドサイズセダンの『オプティマ』は1万8144台、中型SUVの『ソレント』は1万3860台を売り上げた。
キアモーターズの2013年の世界新車販売台数は、過去最高の274万6643台。前年比は1.4%増だった。同社のトーマス・オー上級副社長兼COOは、「2014年、明るいスタートを切った。ここ数年、キアはメジャーブランドとして、認知されつつある」と述べている。