乾燥した気候が続いていることで首都圏など半島マレーシアの広範囲で水不足となっている。
特に深刻なネグリ・センビラン州ではすでに給水制限が始まっており、計算上では41日後に完全にダムが干上がることが懸念されている。同州では数日前に渇水対策室を設置した。
数千世帯で水道の供給が制限される事態となっている。ネグリ・センビラン州では過去2カ月間にわたり降雨がない状況で、クリンチやテリプ川などにあるダムの貯水量は危機的なレベルにまで下がっている。また、センダヤンやラサ、マンバウなどの地区の複数の取水施設が枯渇している。
マラッカ州やジョホール州でも給水制限を行う可能性が高まっている。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、2月20日、マレーシアン・インサイダー、2月19日)