ボルボ・カー・ジャパンは、『XC60』に新世代パワートレーン Drive-Eを採用した新開発2.0リットル直列4気筒ターボエンジンの『T5』を搭載し20日より発売を開始した。
ボルボは、世界的なCO2および温室効果ガスによる地球温暖化への懸念から、2008年に新開発エンジンにおける3本柱を立てた。それは、4気筒以下であること、新世代パワートレーン Drive-Eの導入、電動駆動化と効率化の実現だ。2013年より新世代パワートレーンの生産を開始し、今回の「60シリーズ」に導入した。
Drive-Eでは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジン両方とも一つのアーキテクチャーから構成され、25%共通部品をシェアし、25%異なる部品と50%の類似部品が利用される。また、アイシンAW製の新世代8速ATが採用された。
XC60シリーズの新T5エンジンは、従来型に比べて、5ps/30Nm出力向上しJC08モード燃費も23%改善した13.6km/リットルを実現。価格は、499万円から699万円だ。