JR四国の「新幹線」、初日の1番列車は団体列車に

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0系新幹線に似せた「鉄道ホビートレイン」のイメージ。運行初日の3月15日は団体列車を先に運転してから一般列車で運転する計画に変更された。
  • 0系新幹線に似せた「鉄道ホビートレイン」のイメージ。運行初日の3月15日は団体列車を先に運転してから一般列車で運転する計画に変更された。
  • 「鉄道ホビートレイン」に改造されるキハ32形気動車。

3月15日から予土線で運用を開始する予定のキハ32形改造車「鉄道ホビートレイン」について、JR四国は当初の運転計画を変更し、初日は団体臨時列車を宇和島~北宇和島間で運転することにした。同社が2月14日、発表した。

「鉄道ホビートレイン」は、かつて東海道・山陽新幹線で運用されていた0系新幹線を模した外観が特徴で、イメージ図が発表された2013年9月から大きな話題となっている。JR四国によると、初日の3月15日は当初、宇和島13時10分発の近永行きから「鉄道ホビートレイン」の運用を開始する予定だったが、「多数のお客様が乗車されることが見込まれ」るとして運行計画を変更することにした。

まず、宇和島駅を13時43分(1号)・14時04分(2号)・14時37分(3号)・15時08分(4号)に発車して北宇和島駅まで往復する団体臨時列車『鉄道ホビートレイン1~4号』を運転。続いて宇和島15時37分発の窪川行きから一般列車での運用を始める。これに伴い宇和島13時10分発の近永行きは、一般車両での運転に変更。出発式は13時43分発の『1号』にあわせて実施する。また、15時37分発の窪川行きは一般車両を増結して運転する場合があるとしている。

団体臨時列車の募集人数は『1号』が20人程度、『2~4号』が各50人程度。『1~3号』は事前応募制で、申込みは電子メールで受け付ける。募集期間は2月17日13時から28日17時まで。『4号』は当日抽選制で、3月15日の13時から宇和島駅で抽選整理券を配布し、13時30分から抽選を行う。旅行代金は大人500円・子供300円で、「鉄道ホビートレイン」の記念品が付く。

《草町義和》

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