ロッキード・マーチン、サウジアラビアのアパッチの照準及び操縦システムの補助契約を受ける

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ロッキード・マーチンは2月11日、王立サウジアラビア陸上部隊航空司令部に所属するアパッチ・ヘリコプターの、『近代化標的捕捉選定照準器/パイロット夜間視覚センサー(M-TADS/PNVS)システム』の特別修理活動を提供する契約を米軍から受け取ったことを発表した。

この2200万ドルの価値を持つ3年間契約の下、ロッキード・マーチンはM-TADS/PNVSシステムの構成部品を維持するツールやテスト用用具を提供する。王立サウジアラビア陸上部隊航空司令部は、2014年の第1四半期より開始される国内サポートを受けることとなる。

「サウジアラビアはM-TADS/PNVSの国内特別修理活動を開始した、2番目の国際的な顧客である。国際的な顧客にテストや修理の機能を提供することは、供給の利用性を増加させ、アパッチのミッション効果を最大にする」とM-TADS/PNVSインターナショナル、ロッキード・マーチンのミサイル及び発射制御の編隊補助ディレクターであるマイク・テイラー氏は語った。

2005年よりフィールドにて使用されているM-TADS/PNVSシステムは、アパッチ戦闘ヘリコプターのパイロットにミッションの成功と昼夜間及び不利な天候下でのミッション飛行の安全性、長射程の正確な戦闘と操縦機能を提供する。

《河村兵衛》

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