エアバスは2月10日、シンガポールの科学・技術・リサーチ機関(A*STAR)と共にシンガポール航空ショーにおいて、大きなデータの分析を含む高い価値を持つ合同リサーチ活動に集中する了解覚書にサインしたことを発表した。
「我々はシンガポールを本拠地とする、世界をリードするリサーチ組織であるA*STARとチームを組むことを誇りとしている。我々は大きなデータ分析の力を、我々の市場をリードする航空機とサービスを偉大な迅速性と共に、ますます増加する技術革新のより速い開発を行う為にチャンネルするだろう」とエアバスのSVPリサーチ及びテクノロジーのアクセル・クレイン氏は語った。
技術革新はエアバスのカギとなる先導者であり、それは我々がどうのようにして航空輸送の未来を形作るかの中心である。世界中の約1200のR&Tパートナー達と共に、エアバスはその顧客達に価値をもたらす新しいテクノロジーと革新的ソリューションを開発するプロジェクトに投資している。
アジア太平洋は世界中の航空機注文の27%を占めていることから、エアバスにとってコアとなる市場である。現在、この地域に渡るほぼ100の航空会社が2400機以上のエアバス機による運航を行っており、アジア太平洋地域の航空会社は1700機以上の航空機を注文している。