完全凍結路でのひき逃げ、高齢女性が死亡

自動車 社会 社会

27日午後8時55分ごろ、北海道旭川市内の市道で、徒歩で道路を横断していたとみられる76歳の女性が車道で倒れているのを通行人が発見。警察に届け出た。女性は収容先の病院で死亡。警察はひき逃げ事件として捜査している。

北海道警・旭川中央署によると、現場は旭川市春光町付近で片側1車線の直線区間。通行人が車道で頭から血を流して倒れている高齢女性を発見。警察に届け出た。

女性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因で約9時間後に死亡。後の調べで同市内に在住する76歳の女性と判明した。受傷の状況から、警察ではクルマにはねられたものと判断。車両は現場から走り去っていたことから、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

事故当時、現場の路面は圧雪状態で完全凍結していた。ブレーキやタイヤの痕跡も見当たらないという。警察では目撃者探しを進めるなどして、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース