京都市建設局と阪急電鉄は1月30日、阪急京都線の洛西口駅(京都市西京区)付近で実施している連続立体交差事業(連立事業)について、上り線の高架化で踏切遮断時間が約4割減少したと発表した。
この連立事業は、洛西口駅を含む桂~東向日間3.0kmのうち約2.0kmを事業区間とし、約1.6kmを高架線に切り替えて3カ所の踏切を解消するもの。総事業費は約223億円。2013年10月26日には河原町方面行きの上り線のみ高架線に切り替えられた。
京都市と阪急によると、物集女踏切の遮断時間が1日あたり約8時間20分だったのに対し、高架切替後は約4割減少の約5時間に。川岡下3番踏切も約7時間50分から約4時間30分に縮小した。踏切待ちによる渋滞の長さは切替前の約300mに対し切替後が約170m。踏切通過の最大所要時間も切替前の約6分20秒から6割ほど減って約2分40秒となった。
京都市と阪急は引き続き下り線の高架化を進め、2015年度の高架化完了に向けて工事を推進していくとしている。


 
           
           
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