日産は1月26日、米国スポーツカーレースへの復帰初戦として、チュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権(USCC)の開幕戦デイトナ24時間に参戦。オフィシャルパートナーチームのマッスルミルク・ピケットレーシングが5位でフィニッシュした。
チュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権は、アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)とグランダム選手権が統合して新たに立ち上がったシリーズ。ALMSのP2スタイルのマシンと、グランダム選手権のデイトナ・プロトタイプの対決となったが、マッスルミルクのクラウス・グラフ、ルーカス・ルアー、アレックス・ブランドルは、ルマン・プロトタイプマシン勢では最上位でフィニッシュラインを越えた。
日産エンジン搭載車両では他に、OAKレーシングのオリビエ・プラ、ロマン・ルシノフ、グスタボ・ヤカマン、オリビエ・ウェッブが8位でフィニッシュ。日産勢の両マシンがトップ10に食い込んだ。
マッスルミルクが次に参戦するのは、3月12日から15日に開催されるセブリンク12時間。チームは、セブリンクで2月20日・21日に行われるウィンターテストにも参加する予定。また、ニスモグローバルドライバーエクスチェンジの一環として、日産のインターナショナルドライバーもマッスルミルク・ピケットレーシングから、セブリンクとロードアトランタでの耐久レースに参戦する。