JR西日本は1月24日、春季122日間(3月1日~6月30日)に運転する臨時列車の概要を発表した。新幹線や在来線特急の増発のほか、定期列車の延長運転も行う。
期間中、新幹線で1412本、在来線で464本、計1876本の臨時列車を運転する。このうちゴールデンウィーク(4月25日~5月6日)の臨時列車運転本数は新幹線が323本、在来線が165本で、計488本。臨時列車の運転本数は新幹線が2013年より350本多く、在来線も61本増える。
山陽新幹線では『のぞみ』『ひかり』のほか、九州新幹線直通の『みずほ』『さくら』も増発。在来線特急は北陸方面の『サンダーバード』『ビジネスサンダーバード』『しらさぎ』『はくたか』、関西空港アクセス特急『はるか』、南紀方面の『くろしお』などを増発する。
北近畿方面の新大阪~福知山間で運転されている特急『こうのとり7・22号』は5月3~6日、北近畿タンゴ鉄道に乗り入れて新大阪~天橋立間を直通運転する。運転時刻は『7号』が新大阪11時05分発~天橋立13時30分着、『22号』が天橋立16時39分発~新大阪19時01分着。
山陰本線では、「世界ジオパーク」に認定されている山陰海岸を眺めることができる快速『山陰ジオライナー号』を、鳥取~豊岡間で土曜・休日に運転する。車両はキハ126系気動車2両を使用。運転時刻(3月15日ダイヤ改正後)は鳥取8時50分発~豊岡10時29分着、豊岡14時09分発~鳥取16時09分着となる。