寒冷な北東風の影響で全国的に気温が低下しており、気象局によると向こう数週間は冷涼な気候が予想され、1月末の旧正月は肌寒くなる見通しだ。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。
セランゴール州スバンジャヤやペタリンジャヤ、サバ州コタキナバル、サンダカン、クランタン州コタバル、パハン州クアンタンなどの地域では25度以下の気温となり、高原地域であるキャメロン・ハイランドやゲンティン・ハイランドと同じような気候となるという。
23日、クランタン州クアラクライでは17.2度の最低気温を記録した。1月初旬のクアンタンでの最低気温は21度、コタキナバルでは22.1度、ペタリンジャヤでは23.6度と比較的冷涼な気候となっている。
太陽活動の低下がその理由。中国大陸から冷たい風が吹き込んでおり、マレーシアでは雲の少ない天候が続いているため早朝や夜間の気温が下がっているという。