出会い頭衝突を起こし、車両を放置して逃走した男を逮捕

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19日午前2時10分ごろ、愛知県名古屋市緑区内の市道で、バトカーの停止指示を無視したワゴン車が赤信号を無視して交差点に進入。乗用車と出会い頭に衝突する事故が起きた。クルマの運転者は車両を放置して逃走したが、翌日になって警察へ出頭。逮捕された。

愛知県警・緑署によると、名古屋市緑区大高町付近の国道23号をパトロールしていた同署員が不審なワゴン車を発見、停止を指示したところ、一旦は停止したものの、直後に急発進して逃走。赤信号の交差点を通過しようとしたところ、左方向から交差進行してきた乗用車と出会い頭に衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。乗用車を運転していた南区内に在住する29歳の男性が打撲などの軽傷を負ったが、ワゴン車を運転していた男は車両を放置して逃走。警察は軽傷ひき逃げ事件として逃げた男の行方を捜していた。

20日夕方になり、ワゴン車を運転していた東海市内に在住する32歳の男が同署へ出頭。容疑への関与を認めたことから、21日までに危険運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「警察が嫌いだから逃げた」などと供述しているようだ。警察では事故当時に飲酒運転だった可能性も考えられるとして、男を厳しく追及。事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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