国土交通省、A330-343型機の型式証明を交付…エアバス2月下旬にスカイマークに引き渡しへ

航空 行政

国土交通省は、エアバスが申請していたA330-343型機の型式証明書を交付したと発表した。

型式証明は、航空機の機種ごとに、設計・製造過程で安全性や環境適合性の基準を満たしているかを証明するもの。

エアバスは昨年8月24日付けで、A330-343型機の型式証明を申請、今回、国交省航空局での審査が完了したため、型式証明書をエアバスの日本法人に公布した。

A330-343型機は、エアバスが製造する双発ジェット旅客機で、日本の航空会社ではスカイマークが導入を計画している。エンジンはロールス・ロイスのトレント700系列型を2基搭載しており、最大巡航高度が1万2500メートル、航続距離が約1万0500キロメートル。最大乗客数は375人。

スカイマークはA330-343型機をエアバスに10機発注している。今回、型式証明の取得で、2月下旬に1号機、2号機を受領する予定。スカイマークが発注した機体の乗客数は271人。

《レスポンス編集部》

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