5日午後7時15分ごろ、宮城県仙台市太白区内の市道で、自転車で道路を横断していた70歳の男性に対し、交差点を右折進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡している。
宮城県警・仙台南署によると、現場は仙台市太白区太白1丁目付近で片側1車線の直線区間。横断歩道と信号機が設置されている。70歳の男性は自転車で道路を横断していたが、交差点を右折進行してきた乗用車が衝突した。
男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた53歳の女性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
聴取に対して女性は「青信号で右折を開始したが、自転車の存在には衝突するまで気づかなかった」などと供述しているようだ。警察ではクルマ側の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。