ダイハツ工業の三井正則社長は1月7日に都内で開いた自動車関係団体賀詞交歓会で一部報道陣に対し、「お客様がどういう車を次に求められるかを、他社より早くつかんで早く市場に出す。開発のスピードを上げて市場に出していく、そういうチャレンジの年にしたい」と述べた。
三井社長は「軽自動車の本質の部分というのは低燃費で低価格で、庶民の日常の足なので、これをどんどん性能、機能を進化させてお求めやすくすることが我々の使命だと思っている」と強調した上で、「消費増税後は、我々はいい車を出し続けて、少しでもその反落を小さくしたい」と語った。
また今年発売予定の軽スポーツカー『コペン』について「楽しいクルマになるので期待してもらいたい。コペンはダイハツの別な面の魅了を是非知って頂く、そうしたひとつのクルマ。軽のスポーツカー、キビキビと走れるスポーツカーも、ダイハツのひとつの技術なんだなということを知って頂く車」と説明した。