日産 NV200バネット、ロンドンタクシー 仕様を初公開…表情を大胆チェンジ

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日産 NV200 ロンドンタクシー
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日産自動車の欧州法人、欧州日産は1月6日、英国ロンドンにおいて、『NV200ロンドンタクシー』を発表した。

同車は『NV200』(日本名:『NV200バネット』)のロンドンタクシー仕様。すでに米国では、ニューヨーク名物のタクシー、「イエローキャブ」として活躍を開始したNV200バネットだが、英国ロンドンでも2014年末から、新たなロンドンタクシーとして営業運転を開始する予定。

欧州日産は2013年11月から、英国ロンドンにおいて、NV200ロンドンタクシーのプロトタイプによる最終テストに取り組んできた。フロントマスクの厳重な擬装により、謎に隠されていた表情が今回、初めて公開された。

NV200ロンドンタクシーは、通常のNV200バネットに対して、グリルやバンパーやライト類を専用デザインに変更。ロンドンタクシーの伝統に配慮した結果、ひと目でロンドンタクシーと識別できる大型メッキグリルと丸型ヘッドライトが採用されている。

NV200ロンドンタクシーは、大人5名が快適に乗車できる空間を追求。後部座席には3名が乗車でき、その後部座席に対面して座れる、折りたたみ式の座席を2席用意。助手席は取り外されており、荷物スペースとして使われる。

イエローキャブでは2.0リットルガソリンエンジンを積むが、NV200ロンドンタクシーは欧州向けらしく、排気量の小さい1.6リットルガソリンエンジンを採用。現行のロンドンタクシーは、ディーゼルエンジンを搭載するが、これと比べて欧州日産は、「クリーンかつ排出ガス中の有害物質は少ない」と説明している。

《森脇稔》

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