WRCは12月26日、ロシア人ドライバーであるエフゲニー・ノビコフが2014年度のワールドラリーチャンピオンシップに資金不足の為、フルタイムで参戦しない意向を明らかにしたことを発表した。
ノビコフの後援者であるミヒャエル・レペクホフ氏は、「我々は異なる幾つかのチームと交渉して来たが、了解には及ばなかった。我々はエフゲニーが幾つかのレースに参加する可能性を除外してはいないが、2014年のワールドラリーチャンピオンシップへのフル参戦は実現できないだろう」と語った。
彼自身の成功よりもクラッシュで知られる23才のノビコフは、2011年にMスポーツ・ストバート・フォードのチームに参加する以前、彼のラリーでのキャリアを2009年よりシトロエンのジュニアチームから開始した。
彼は2012年にMスポーツに在籍し続け、ポルトガルとイタリアで2位になったことで、最高のシーズンランキングである6位を占めることとなった。しかし2013年度には、同じMスポーツで速さを見せるものの多くのアクシデントに見舞われ、シーズン成績7位に終わってしまった。