川崎重工、タイ・バンコクに駐在員事務所を開設…メコン圏でのビジネス拡大

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川崎重工業は、2014年1月1日付でタイの首都バンコクに駐在員事務所を開設すると発表した。

経済発展が続く東南アジアでは、社会基盤の整備が進展しており、同社グループの東南アジア事業も拡大が見込まれている。

川崎重工はこれまで、シンガポールの現地法人が東南アジア全域を所管してきたが、今後、タイに新設する駐在員事務所を拠点に、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、ラオスを含むメコン圏での情報収集、市場調査、案件発掘などを実施、ビジネス拡大を支援する。

駐在員事務所には駐在員1人、現地スタッフ2人の3人を配置する。

同社の東南アジア事業は、シンガポールとタイの2拠点で全域を所管し、より機動的に活動できる体制を構築する。

タイはASEAN諸国の中でも、外国資本の投資誘致に早くから積極的に取り組んできた。産業インフラも整い、欧米・日系企業の進出数も多く、自動車業界や電機業界を中心とした産業集積が進んでいる。

同社はタイに、エネルギー設備や産業用機械などの販売実績を持つほか、1997年から二輪車の製造。販売を行っている。今後は、これら既存事業に加えて、メコン圏を含めた東南アジア全域で、同社グループの様々な事業分野で、ビジネスチャンスの拡大を目指す。

《レスポンス編集部》

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