韓国キアの2013年スロバキア生産、過去最高の30万台超え

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韓国キアモーターズは12月18日、2013年のスロバキアにおける生産台数が、過去最高の30万台を超えたと発表した。

2006年、キアモーターズはスロバキア工場での量産を開始。現在までに、累計150万台以上を出荷した。150万台の内訳は、同社の欧州ベストセラー車の『シード』が全体の54%にあたる約84万8000台。SUVの『スポーテージ』が34%の約52万9000台。

市場別の出荷内訳では、ロシアが20%で最多。以下、英国が10%、ドイツが9%で続く。また、同工場ではエンジンも製造。2006年から2013年11月までに、累計210万基以上を生産した。その内訳は、ガソリンエンジンが56%、ディーゼルエンジンが44%。

また2013年は、スロバキア工場での生産台数が、同工場の7年の歴史において、初めて30万台を突破。その22%はロシアへ向けて出荷された。英国向けは13%、ドイツ向けは9%。スポーテージが全体の51%を占め、シードが39%で続く。

キアモーターズスロバキアのEek - Hee Lee社長兼CEOは、「過去7年の間に、スロバキア工場での生産は確実に伸びている。これは高品質、魅力的なデザイン、充実した保証などのおかげ」と語っている。

《森脇稔》

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