WRCは12月20日、プライベートチームをリードするマーティン・プロコップが、2014年ワールドラリーチャンピオンシップの12ラウンドに『フォード・フィエスタRS WRC』で参戦することを発表した。
WRCでの3度目のシーズンを迎える31才のチェコ人ドライバーは、13戦の中でラリーオーストラリアだけを欠場することとなり、ミハエル・エルンストが引き続き副ドライバーを務めることとなる。
「競技は再びメジャーなものとなるが、僕達は今シーズンの結果を守り、再びトップ10でフィニッシュする自信を持っている。僕達のようなプライベートチームが、4つのファクトリーチームに混じってそうした結果を出すことは素晴らしいことだ。2013年最後の3つのレースで、僕達は車のセットアップとドライビングスタイルにおいて大きな前進を果たしたので、トップとのギャップを減らすことができた」とプロコップは語った。
プロコップのジポカー・チェコ・ナショナルチームはFIAのマニュファクチャーズ・チャンピオンシップでポイントを獲得できるように登録され、2台のフィエスタRS WRCカーを2014年度のラリーの半分以上のコースで走行させる予定である。
35才のスロバキア人ドライバーであるヤルスラフ・メリチャレクが、ラリーモンテカルロで2台目の車を運転することとなり、シーズン中にさらに5つのレースで競技する。