来年1月1日付けで電気料金が15%引き上げられると発表され消費者や産業界から不満の声が上がっている中、電力会社テナガ・ナショナル(TNB)のレオ・モギー会長は、主要燃料である天然ガス価格が上昇した場合には来年再び値上げに踏み切る可能性があると述べた。
19日の年次総会に出席した同会長は、燃料コスト増が政府の補助金合理化の一環であって、度々の値上げを実施するかどうかは最終的に政府が決めることだと述べた。
市場では来年上半期に再び燃料補助金のカットを行うとの臆測が飛び交っており、「RON95」ガソリンの場合は10%アップし、1リットル当たり2.10リンギから2.30リンギになるとの見方もある。