日本郵船は、大島造船所で建造を進めていた9万重量トン型ばら積船「北陸丸」が12月17日に竣工したと発表した
船は、日本郵船の石炭輸送で基幹タイプの「幅広・浅喫水」船で、北陸電力が運転する火力発電所向けの専用船で、主に豪州、インドネシアなどからの石炭を輸送する。
全長234.99メートル、全幅が43メートルで、載貨重量トン数が9万1073トン。
船は、1995年竣工の初代「北陸丸」から船名を継いだ2代目「北陸丸」となる。船籍港は富山で、今後、船が毎回寄港することになる北陸地方と縁の深いものとした。
日本郵船は今後、安定的な資源輸送に努めていくとしている。