ボーイングは12月16日、ロシアに新しい最先端のトレーニング・キャンパスを創設し、その飛行とメンテナンス訓練機能を拡大することを発表した。
この2015年にオープンが予定されている新しいフルサービスのトレーニング施設は、モスクワにあるスコルコヴォ技術革新センターに所在するもので、ボーイングは産業投資グループや彼等の子会社であるTransaと共同でこのプロジェクトに取り組むこととなる。
この施設の初期の機能は、飛行とメンテナンス及び専門技術のトレーニングである。地元のメンテナンス訓練は現在運航されているボーイングの航空機の範囲において利用可能で、飛行訓練機能には地元をベースとするインストラクター達が利用できる。
新しい施設は4つのシミュレーター・ベイと共にオープンされ、3台の『ネクスト・ジェネレーション737フル・フライトシミュレーター』と1台の『777フル・フライトシミュレーター』が配置される。この内2台のシミュレーターは、Transasによって製造されたものである。
この新しいトレーニング及びリサーチキャンパスの施工式は2014年の春に予定されており、2015年の中盤にトレーニングが開始される予定である。