トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)では、2014年1月18日から4月6日まで、企画展「パブリカスポーツ復元の軌跡~夢を繋ぐ~」を開催する。
同企画展は、約50年ぶりに復元し、2012年7月に報道関係者に公表した『パブリカスポーツ』の完成までの過程を写真やスケールモデル、復元車などを用いて紹介する。
パブリカスポーツは、当初、航空機技術の転用を目指した実験車として製作されたが、1962年、第9回全日本自動車ショーに出展したことで好評を博し、後のトヨタスポーツ800の開発につながり、市販量産化のきっかけとなった。
また、関連イベントとして、1月18日に復元プロジェクトリーダー・諸星和夫氏のトークショー、3月15日に復元車製作担当の安藤純一氏、鈴木新一氏のトークショーをそれぞれ開催する。
併せて、企画展開催中、ライブラリーでは、パブリカとトヨタスポーツ800の関連図書コーナーを設置。また、パブリカスポーツのぬりえのイベントを行い、参加賞として、オリジナルシールを進呈する。
その他、2月1日・2日には、「節分イベント」として、節分ボックスづくりと的当てゲームを行う。
なお、3月15日から4月6日の春休み期間中は、小学生の入館料を無料とする。