ホンダの米国法人、アメリカンホンダは12月13日、米国で販売した新型アキュラ『MDX』(2014年モデル)について、リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、4WD仕様のドライブシャフトの不具合が原因。ドライブシャフトのネジの締め付けが不十分な車両があり、ドライブシャフトが外れて、事故につながる恐れがあるという。
対象となるのは、2013年5月から2013年10月までに生産されたアキュラMDXの2014年モデルで、米国で販売された1万9197台。
アキュラは、対象車を保有する顧客に連絡。交換部品が用意でき次第、リコール作業に着手する方針。この作業は、販売店で点検を行い、ネジの締め付けまたは交換を行う。
なお、アメリカンホンダは、「この不具合による事故の報告は受けていない」と説明している。