マレーシアとシンガポールは12月6日、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道(HSR)の建設計画推進のため、合同内閣委員会を設立することで合意した。
合同委員会は、マレーシア・シンガポール両政府とのHSR開発に関する交渉や必要条件の提案などを行う。
HSRの建設は今年2月、マレーシアのナジブ・ラザク首相とシンガポールのリー・シェンロン首相により発表された。計画案では全長は310~350kmで、ネグリ・センビラン、マラッカ、ジョホール州を通ってシンガポールに抜ける。完成時にはクアラルンプール~シンガポール間の所要時間は90分になる見通しだ。総工費は400億リンギで、2020年までの完成を目指す。