IRジャパンは12月9日、出力電流10A超の小型車載用ゲート駆動IC「AUIR08152S」のサンプル出荷を開始した。
新製品はバッファ・ゲート駆動ICで、任意の標準的な低電流ゲート駆動回路、フォトカプラ、または、CMOSアイソレータからスイッチング用途において大型のIGBT(絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ)やMOSFETを駆動することが可能。低電力または電力不足のゲート駆動回路でも、効率良く大電流駆動システムに変えることができる。
小型な8ピンSOP(SO-8)パッケージに収められ、より簡単で、小さく、丈夫なシステム設計のために、最大10個のディスクリート(個別)部品を置き換えることが可能。車載用や工業用の大電力スイッチング・システムの用途で、特性を向上させ、システム・サイズの削減に貢献する。
1万個購入時の単価は0.99米ドル(約102円)からの予定。